国家資格を取得しないとドローンは飛ばせない?国家資格の必要性について解説!

今の自分に国家資格は必要なの?
ドローンが国家資格化したと聞くけれど実際何が変わるのか知りたい!
資格の種類

2025年2月現在、ドローンの資格には民間資格と国家資格の2種類があります。
2025年内にドローンの資格は国家資格一本化される見込みです。
今後、民間資格は国土交通省への飛行許可申請を行う際の効力が無くなると噂があります。
民間資格
飛行の許可申請する際に民間資格を持っていることによって、操縦スキルや安全管理の知識があることが証明できます。
(2025年2月時点)
ドローン協会毎にカリキュラム内容が異なります。
ドローン協会や会場によって習得スキルに差が生まれてしまいます。
ドローン協会の例
・JMA(日本マルチコプター協会)
・JUIDA(日本UAS産業振興協議会)
・DPA(ドローン操縦士協会)
船橋DRONESTATIONはJMAに所属しています。
国家資格
ドローンの国家資格(無人航空機操縦士)は、2022年12月に制度化され、
航空法に基づいた正式な資格として位置づけられています。
ドローン資格の国家資格一本化に伴い、飛行許可には国家資格の所持が必須になると言われています。
レベル4(有人地帯での目視外飛行)を含む高度な飛行を行うには、
ドローンの国家資格の「一等無人航空機操縦士」の取得が必要です。
国家資格の種類
国家資格には「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」が存在しています。
一等を取得すると有⼈地帯での⽬視外⾶⾏(レベル4⾶⾏)が可能になります。
一等、二等それぞれ「基本(基本的な操縦)」と「限定変更(「基本」では飛行不可な操縦)」が存在しています。
更に、限定変更には「目視内」「昼間」「25kg未満」が存在しています。
目視内限定変更 :目視外による操縦が可能になる
昼間限定変更 :日没後、日の入前の夜間帯の操縦が可能になる
25kg未満限定変更:25kg以上の機体の操縦が可能になる
国家資格を取得するためには
国家資格を取得するには学科試験、実地試験、身体検査試験の合格をする必要があります。
試験を行っている機関は海事協会です。
試験は海事協会での一発試験と登録講習機関の講習後に試験の2パターンがあります。
学科試験、実地試験ともに自信がある人は海事協会から試験を申込みができます。
自信がない人は登録講習機関で学科の講習と実地の審査を受けることをおすすめします。
登録講習機関で審査を合格した人は、海事協会での実地試験を免除することができます。
船橋DRONESTATIONは登録講習機関JMAの千葉会場として活動しています。
国家資格を取得するメリット

⾶⾏申請⼿続きの簡略化
国家資格を取得することで、特定の⾶⾏において国⼟交通省への許可‧承認が不要となり、
申請⼿続きの負担が軽減されます。
レベル4⾶⾏の実施が可能(⼀等資格)
⼀等資格を取得することで、有⼈地帯での⽬視外⾶⾏(レベル4⾶⾏)が可能となり、
都市部での物流や監視業務などの新たなビジネスチャンスが広がります。
社会的信⽤の向上
国家資格を保有していることで
操縦者としての信頼性が⾼まり、業務受注や取引先からの評価が向上します。
将来的な法規制への適応
2025年12⽉以降、⺠間資格は⾶⾏申請時の技能証明として無効となるため、
国家資格を取得しておくことで、将来的な法規制にも対応できます。
レベル飛行について
ドローンを飛行させるには「飛行レベル」を確認する必要があります。
飛行レベルとは、ドローンの飛行形態(どのように飛ばすか)を4つのレベルで分類したものを指します。

飛行レベル1
飛行レベル1は「目視内での操縦飛行 」です。
ドローンを操縦者自身の目から見える範囲内で手動操作を行います。
飛行レベル2
飛行レベル2は「目視内での自動飛行」です。
ドローンを操縦者自身が目視でドローンの機体をとらえながら自動操縦を行います。
飛行レベル3
飛行レベル3は「無人地帯における目視外飛行」です。
第三者がいないエリアで、目視外の操縦を行います。
ここでいう無人地帯とは、山、森林、離島など人や建物が少ないエリアが含まれます。
無人地帯であったとしても、飛行エリアの周囲に補助者や看板設置等の立入管理措置が必要になります。
飛行レベル3.5
飛行レベル3.5はレベル3同様に「無人地帯における目視外飛行」です。
但し、3つの条件さえ満たせば、立入管理措置が不要になります。
条件①:技能証明を所持している
条件②:賠償責任保険への加入
条件③:ドローンのカメラにて歩行者等の有無の確認ができる
飛行レベル4
飛行レベル4は「有人地帯における目視外飛行」です。
人口が集中し建物が多いエリアの上空を、補助者の配置をせずに自動操縦し、かつ目視外で飛行を行います。
飛行カテゴリーについて
飛行レベルと似ているものとして「カテゴリー」があります。
飛行カテゴリーとは、飛行のリスクに応じて3つのカテゴリーに分類したものを指します
こちらもしっかり理解しておく必要があります。

カテゴリーⅠ飛行
特定飛行に該当しない飛行。
航空法上の飛行許可・承認手続きは不要。
カテゴリーⅡ飛行
特定飛行のうち、無人航空機の飛行経路下において立入管理措置を講じたうえで行う飛行。
(=第三者の上空を飛行しない)
カテゴリーⅢ飛行
特定飛行のうち、無人航空機の飛行経路下において立入管理措置を講じないで行う飛行。
(=第三者の上空で特定飛行を行う)
JMAのプラン紹介
※(2025年2月時点)
講習名 | 講習時間 | (税込) | 金額割引 | (税込) | 割引後金額
二等2セット初学 基本+目視 | 23時間 学科10h 実地13h | ¥374,000 | 割引適応外 | – |
二等3セット初学 基本+目視+昼間 | 25時間 学科10h 実地15h | ¥462,000 | 割引適応外 | – |
二等2セット経験 (民間資格所持している方) | 9時間 学科4h 実地5h | ¥242,000 | JMA卒業生 ¥33,000割引 | ¥209,000 |
二等3セット経験 (民間資格所持している方) | 11時間 学科4h 実地7h | ¥330,000 | JMA卒業生 ¥33,000割引 | ¥297,000 |
一等経験者 基本 (民間資格所持している方) | 20時間 学科9h 実地11h | ¥319,000 | JMA卒業生 ¥33,000割引 | ¥286,000 |
一等 目視限定変更 | 6時間 学科0h 実地6h | ¥187,000 | JMA卒業生 ¥33,000割引 | ¥154,000 |
一等 昼間限定変更 | 2時間 学科0h 実地2h | ¥165,000 | JMA卒業生 ¥33,000割引 | ¥132,000 |
国家資格取得までの全体の流れ
※2024年12月時点
- 受講プランの決定
- 受講日の決定(船橋DRONESTATIOと相談)
- DIPSにて技能証明申請者番号の取得後、JMA申込みページから申込み
- 学科講習を受講(実施場所:オンライン 一等:二日間 二等:半日 )
- 実地講習を受講 (実施場所:船橋DRONESTATIONのフィールド)
- 海事協会へ学科試験の申込み (実施場所:CBT会場 一等:70問 75分 二等:50問 30分)
- 海事協会へ身体検査の申込み (申込み実施場所:PC 身体検査受診:航空身体検査指定機関)
- 海事協会へ試験合格証明書の提出 (申込み実施場所:PC)
- 国交省へ技能証明書交付 (申込み実施場所:PC)
- 資格取得
※⑥⑦は④⑤が終わっていなくても実施可能
助成金の紹介
JMAドローン講習では人材開発支援助成金が対象となります。
概要
職務に関連した知識・技能を習得させるための訓練を計画に沿って実施した場合に、
訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成されます。
経費助成率:最高75%
人材開発支援助成金についての詳細は厚生労働省ホームページをご参照ください。
手続きが不安な方はJMAで専門の社労士をご紹介し、代行手続きが可能です。
※JMA専門の社労士の手続き代行をお申込みしない場合、手続きは全てご受講者様自身で行っていただきます。
※申請を出しても必ず申請が通るとは限りません。

まとめ

今回は国家資格の種類や流れ、飛行レベル、JMAのプランをご紹介してきました。
2025年12月5日をもって、ドローンの資格は国家資格一本化され、民間資格は国土交通省への飛行許可申請を行う際の効力が無くなると言われています。
ドローンの民間資格所持者であれば、飛行許可申請を行う際に一部簡略化されるなどのメリットがありましたが、国家資格所持者のみとなってしまいます。
現在、民間資格をお持ちの方が国家資格へ移行する場合には、
移行手続きや条件が比較的簡便となる「特別措置」が適用されています。
この特別措置は期間限定であり、民間資格をお持ちの方は速やかに国家資格への移行を進めていくことをおすすめします。
民間資格を所持していれば経験者として扱えていたものが、扱えなくなるといわれています。
今後、国家資格取得の難易度がさらに高まる可能性があるため、早めの対応が重要です。